【初級】ライターになったけど、稼げない 3(了)
結論から言いましょうか。
プロとして稼げない、という人は営業が、それも「的確な営業活動」が
不足しています。
実際、人不足のところが多いですよ、出版も。
ただし、音楽、アニメ、映画、ゲームなどのジャンルでは人余りのところも
あります。人気ジャンル以外は人不足、ということですね。
で、営業がうまく言っていない方に聞くと、だいたい次のことのうち
どれかに当てはまります。
・仕事を選びすぎ(特にギャラやジャンルで)
・そもそも営業ターゲットが間違っている
・待ちの営業スタイルをとっている
・競争率が高いところで営業している
最初のはわかりますよね。ギャラが安いな、とか、締め切りがきつそうとか
あんまり好きなジャンルじゃない、とか。選んでる場合かって(笑)
まずはなんでも仕事しないと。
実績もつめませんし、大きな仕事なんか来ないですよ。
「失敗したらどうしよう」って?
一番困るのは編集者。あなたに「できない」ことが見抜けなかったんですから。
あなたが受ける不利といえば、次同じところから仕事が来ないかも、
というくらいですよ。まずはチャレンジ、そして誠実に取り組む。それでOK。
二番目。これは例えば「大手ばっかり」狙うとか、そういうことです。
マスコミはものすごくコネ重視の業界。
それは出版でも同じです。いわゆる大手であればあるほど、普段はコネ中心。
かと思えば、人が足りないといきなり大規模に公募しちゃうこともある
それが大手の不思議なところです。
大手で仕事がしたければ、そこで仕事をしている人を見つけて紹介して
もらうか、もしくは巻末とかに突然出てくる「ライター募集」「スタッフ募集」
の記事を見逃さないようにするか、ですね。
「待ちの営業」とは、ブログやサイトを作って、仕事待ちにしちゃう人。
飲み会とかでひたすら名刺は配るんだけど、その後のアクションがない人。
よっぽど目立っていないと、待っていて仕事なんか来ないです。
最後。例えば「ミクシィ」のコミュニティとかで仕事をとろうとする人。
むちゃくちゃたくさん応募来るそうですよ。実際。
どうせネットで探すなら競争率の低いところで探してみては。