新連載! 3月の「ライター占い」
今月から、メルマガとともに、当サイト上にも毎月一度掲載する「ライター占い」。
心理テストと占いとを合わせたような内容ですが、ライター志望の方にも、すでにライターになっているあなたにも役立つ内容ですよ。では、どうぞお楽しみください。
【今月のQ】
あなたは3年目のライターです。クライアントも多くなり、仕事はひっきりなしにやってきます。締め切りが重なって、徹夜になることもしばしばです。
そんな折、あなたの大切な人が病気になり、入院することになってしまいました。さて、あなたが真っ先にすることは、次のうち、どれですか?
1 病院の口コミを調べる
2 医療関係の知り合いに連絡を取る
3 かかった病気に関する本を買い込む
4 本人を元気づける
さあ、あなたはどれ?診断結果はこの続きで。
では、結果です。
今月のQではこんなことがわかるんです。
今回の診断内容:ライターとして、あなたが向いているタイプの「仕事」は?
1の口コミを調べることを選んだあなた。
口コミとは、企業にとってローコスト・ハイリターンな広告手段です。人の噂にはパワーがあって、企業が何もしなくても、素人さんの「これ、すごいらしいよ」の一言で売り上げが倍増することが多々あります。ただ『勝手に広がる』イコール『管理できない』、そんな難しさもありますね。そのパワーを知っているあなたなら、病院に限らず、お店やレジャースポットなどの「良いところを紹介する仕事」が向いているかもしれません。
2の医療関係の知り合いに連絡を取ることを選んだあなた。
病気というものは、医療関係の人が一番良く知っているものです。3年目のライターなら、人のツテを辿っていけば、医療関係者にたどり着けるはず。人脈の持つパワーというものはバカにできないものです。そのことがわかっている人なら、人脈作りに注力するでしょう。仕事だって同じです。あなたには、人と人とを結びつけるような記事を書く仕事が向いているでしょう。
3の病気関係の本を買い込むを選んだあなた。
『彼(てき)を知り己を知らば百戦あやうからず』という言葉があります。情報のかたまりである本を読み漁って、知識をつけることは、不安を少しでも軽減させる良い方法です。そんなあなたには、狭く深く掘り下げて調べる必要のある仕事が向いています。根気強さを試されるような仕事です。粘って粘って、粘り抜いた先に、誰かの笑顔が待っていますので、ぜひ、頑張ってください。
4の本人を元気付けるを選んだあなた。
大切な人が病気になったことは不安ですが、一番不安になっているのは、病気になった本人です。つまり、一番支えが欲しいのも、その本人。それがわかっているあなたは、読者の心に寄り添うような記事が書けるでしょう。初心を忘れず、読者が読みたいと思っているものは何か、読者は何に興味があるのかを地道に追求していけば、きっとあなたのなりかたったライター像に近づけるはずです。
いかがでしたか? 来月もお楽しみに。
診断・文)岡田久美(おかだ・くみ)■現役ナースのゲームシナリオライター。占いにも造詣が深い。著書に『看護師が流した涙』。シナリオは円まどか名義で『ソルフェージュ』シリーズや『白衣性恋愛症候群』(11年春発売予定)などがある。