ライターとして就職・転職する
「ライター」として、就職・転職したい。
こんな希望を持たれている方も多いと思います。
モノ書きとして稼いでいけるようになりたいが、さすがにいきなりフリーに
なるのはムリなのでは?と思ったら、まずは就職・転職でライター、もしくは
それに近い職に就くという手もあります。
事実、私のライブセミナーでも、ライターになる方法として、
・出版社、編集プロダクションにアルバイト、社員として入社する
ということもお教えしています。
社員・アルバイトになることのメリットは、なんといっても給料をもらえるこ
と。普通ならお金を払わなくては学べないようなことを、給料をもらいつつで
きるわけです。このご時世、最高のメリットと言えるでしょう。
一方デメリットは、自由が利かないと言うこと。
自分のやりたいこと、書きたいことにチャレンジできるとは限らないことと、
いざフリーになろう!と思ってもすぐにできるとは限りません。
———————————————————————-
ではこの不況下、ライターとして就職・転職は可能なんでしょうか?
こちらをご覧ください。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s00710.jsp?jb_type_long_cd=0303020311
私も関わっているところですみませんが、転職サイトの「リクナビNEXT」
のリンクです。「記者・ライター」というジャンルでの求人がまとまって見ら
れるページですね。
毎週必ずチェックしているわけではありませんが、ざっと見た限りでも、
週に5~10数件の求人があります。結構、あると思いませんか?
この中には「未経験歓迎」という案件も意外にあるんですよ。
他にも、転職サイトはありますからぜひ「ライター」とか「記者」というよう
なキーワードで調べてみてください。
範囲を「編集」に広げると、さらに可能性アップ。
編集者とはいえ、書く仕事もかなりありますし、ライターよりもさらに業界に
詳しくなれる場合も多く、若い方には特にオススメです。
(注:会社や所属する部署などによって、仕事の内容には
大きく差異がありますのでお気をつけください)
———————————————————————-
私の感想レベルで申し訳ありませんが、不況不況と言われるようになってから、
中小出版社や編集プロダクションなどからの「ライター」求人は、逆に目立つ
ようになってきているようです。
以前もこのメルマガなどでお伝えしていますとおり、一部のジャンルを除けば
ライターや編集者は万年不足気味でもあるのです。
不況になり、求人数が減ることで「求人広告の値段がダンピングされ」、中小
の編集プロダクションにも求人広告が出しやすくなったのも、一つの理由かも
しれません。
私の知っている2、3のプロダクションや出版社でも、採用を計画していると
ころがありますし、未経験者にもチャンスは十分にあるでしょう。
未経験者はその分、バリバリの経験者に比べて、給料を安く抑えられるという
メリットが会社にもありますからね。
———————————————————————-
では、新卒学生さんの場合はどうでしょう。
これは、なかなか厳しいです。
そもそも新卒を採用しているところは減っていますし、出版社に入社できたと
しても、希望の部署に配属されるかどうかはわかりません。
書く仕事に就ける可能性を高めるためには、ある程度小さな会社に入社するほ
うがいいかもしれません。
また、転職サイトなどでも「新卒歓迎」とわざわざ記載している会社もありま
すし、就活サイト以外にも注目してみてください。
さらにはアルバイトからの挑戦もオススメ。
私の知る限り、編集部アルバイト出身のライターさんはかなりの割合に上りま
す。20代なら、アルバイトも視野に入れて探してみてくださいね。
…とまあ、就職・転職を視野に入れることも一つの方法です。
また一方で、どうせ就職・転職できないならフリーで勝負してやる!と考える
方もいらっしゃるでしょう。それもまた一つの手ですよね。
2009/9/29 火曜日 at 5:37 PM
[...] ●ライターとして就職・転職する [...]