ライター用語の基礎知識 [●●進行]とは

もう遙か昔に時期を過ぎているのですが、ライターをはじめとする出版業界の
年末というと「年末進行」一色になります。

年末進行とは、年末年始の休暇があるために、その分先に雑誌の原稿を作って
おくこと、及びその早まったスケジュールのことを言います。
最近では、Webサイトでの仕事が増えてきたこともあり、キツい年末進行はあ
んまり経験していないというライターさんもいます。

そもそも雑誌は、できるまでに結構な時間が掛かります。
そのため、原稿を作っておき、印刷し、年末年始の休みが始まるまでに本屋に
届けなくてはいけません。そのために年末進行なるものが発生します。
他にも「ゴールデンウィーク進行」「お盆進行」がよく見られる三大イレギュ
ラースケジュールです。

こうしたイレギュラーな時期には、仕事がぱんぱんに詰まってしまうため、
体調を壊したり、書くネタが尽きて困ってしまうライターも出るとか、出ない
とか。

こうした●●進行が終わると、つかの間の休みを享受できる場合もありますが
多くのライターは、また次の仕事へ向けて動き出すこともしばしば。
私も、若いころには正月三が日ずっと原稿を書き、休み明けすぐに納品したこ
ともしょっちゅうでした。

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主催者プロフィール

講師 臼井隆宏
■臼井隆宏(うすい・たかひろ)
1974年埼玉県生まれ。進学塾講師を経て、コンピュータサポート業をスタート。96年末より、儲からない社業とは別に「コネなし、実績なし」からライター業に進出。以後、各誌に寄稿する傍ら、97年からは自社ライター育成にも注力。 05年、ライター講座ドットコムを開設。株式会社ユータック代表取締役。

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