副業ライターになる ~まずは内職レベルから

ライブセミナーでも人気のテーマが「副業ライター」について。

副業ライターにもいろいろな種類がありまして、
本業の中にある程度「書く」ことも含まれるような人々、たとえば学者さん
などもいれば、普段は主婦や学生だけれども、自分の得意分野でライターと
して活動している、というような方もいらっしゃいます。

「お手軽に副業ライターとして稼ぐにはどうすればよいか?」

という質問をたまにいただくこともありますが、正直「楽に」稼ぐには
厳しい仕事じゃないかなぁと思っています。

ただ「楽しく」書いて、その対価として幾ばくかのギャランティをもらえる、
という点では副業ライター生活は本当に楽しく、充実したものになること
でしょう。何度も同じような話を書いているようですが、その点は注意して
くださいね。

さて、今まで全くものを書くという仕事をしたことがない方が、
副業ライターとして稼ぐにはどうしたらよいのか。

まず第一段階として「内職ライター」になりましょう。
これは本当に簡単。ごく最低限の日本語さえわかっていれば誰でもできます。
ただし、ギャラは本当に「内職」レベル。

1本記事を書いて数十円~500円程度。
書くのが遅い人には、拷問かもしれません(苦笑)

まあ、もっともこの程度のギャランティの記事に、クオリティなんぞ必要あり
ません。クオリティが必要ならもっとちゃんとしたギャラを払うはず。

ところが最近、Webサイトしか作ったことのない企業がライターを募集ことが
多いのですが、私たち中堅~ベテランライターからみると

「こんなの冗談だろ?」

というくらい安いギャラを提示しているケースが多々あるのです。

出版業界、広告業界ではないところだと「ライターのギャラの相場」がわから
ない人も多く、雀の涙程度のギャラしか提示してこないところもあるのです。

ですから、内職ライターとしてやってみるなら、次の点に気をつけてください。

1)初心者歓迎の仕事かどうか →初心者歓迎でないと意味がありません
2)納品後の「再直し」があるかどうか →直しがあるなら、ギャラ高めに
3)納品後の「検品」でノーギャラになる可能性があるか
 → これが一番問題で、難癖を付けてギャラを払わないという
   ケースもあるそうです。悪質な場合には国民生活センターへ相談。

さあ、あなたもまずは「内職」レベルからスタートしてみてはどうでしょう。
ただし、このレベルで満足しないこと。

内職ライターとして、
・とにかく早く書く「クセ」をつける
・書くという作業に「慣れる」
・キーボードタイピングをさらに速くできるようにする

以上三点が身についたと思ったら、次のステップへ行きましょう。

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主催者プロフィール

講師 臼井隆宏
■臼井隆宏(うすい・たかひろ)
1974年埼玉県生まれ。進学塾講師を経て、コンピュータサポート業をスタート。96年末より、儲からない社業とは別に「コネなし、実績なし」からライター業に進出。以後、各誌に寄稿する傍ら、97年からは自社ライター育成にも注力。 05年、ライター講座ドットコムを開設。株式会社ユータック代表取締役。

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