「コピーライター」のすごさ
ここのところ、雑誌や書籍の仕事よりも、Webや広告の仕事が多い。その中でも今取り組んでいる、短い文章をひたすら書いていく、という仕事。要は、狭義のコピーライターとしての案件なわけだが、これが難しい。
いわゆる「コピーライター」というと、糸井重里氏をはじめとして「短いフレーズ、文章で大金を稼ぐ」イメージがあるだろうが、これってむちゃくちゃ大変な仕事。
だいたいが、一発でクライアントの要求をクリアする言葉なんて紡ぎ出せないから、10本、いや100本、場合によっては1つの完成コピーのために1000本以上のコピーをつくり出さなくてはいけないこともある。その中から、これ!という1個を仕上げていく作業…こりゃもう大変。
今私のやっている仕事は、そこまで大変という訳ではないのだが、長文を書くよりも短文、短文よりもワンフレーズと、短くなればなるほど、難しい仕事になると感じるのは私だけだろうか?
長い文章って、基礎を押さえればわりあいすぐに書けるようになるし、うまくなる。
でも、短い文章は…。なかなか上達しない。
私ももっともっと精進が必要だ。 (臼井)